カラーコーディネーターは、1970年代から米国の女性たちの間で、自分をアピールする手段としてファッションやメイクに色彩理論を取り入れたのが始まりといわれています。
その後、日本にその色彩理論が伝わり、カラーコーディネーターが専門職として認められるようになったのです。
カラーコーディネーターの資格制度ができたのは、1990年頃で、割と新しい資格なのです。
昨今、カラーコーディネーターの仕事内容は非常に多岐にわたっており、個人レベルの髪や肌の色、瞳の色を分析して、その人に合ったメイクやファッションをアドバイスするといったパーソナルチェックをはじめ、企業のロゴやパッケージなどの商品の企画や広報企画、ビル等のインテリア・エクステリアの演出、都市開発計画など、あらゆるジャンルに及んでいます。
また、花と色の色彩を考えながら組み合わせアレンジを施すフローラルカラリストと呼ばれる人たちも、カラーコーディネーターに含まれます。
このほかにも、印刷やグラフィックデザインなど色彩と関係の深い業界なら、どこでも応用できる資格です。